Published by
共同通信
共同通信
松野官房長官は16日の記者会見で、岸田首相が19日に米NYへ出発、国連総会に出席すると発表した。21日に日本の首相として3年ぶりに対面形式で一般討論演説に臨む。滞米中にバイデン大統領との日米首脳会談も調整する。
演説では国連安保理を含む国連改革や国際社会における法の支配の推進、人間の安全保障の取り組みを進める決意を表明。「核兵器なき世界」実現も訴える方針だ。松野氏は「ウクライナ侵略で国際秩序の根幹が揺らぐ中、わが国の考え方を積極的に発信、国連の役割を強調する」と述べた。
首相は包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を目指し、初の首脳級会合を主催する。