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共同通信
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茨城県常陸太田市は16日までに、市のミスで下水道の再工事などに約4億円が必要になったとして、市長ら全職員の給与をカットして費用の一部に充当する方針を明らかにした。既に職員組合と合意。関連の条例改正案を21日の本会議に提出する。
市によると、ミスをした担当部署だけでなく、全職員の給与カットで対応するのは珍しいとみられる。職員組合は「やむをえず合意したが、納得している者はいない」とした。
対象は約570人。1年半、市長ら特別職が5%、一般職員は1~2%を給与からカットし、約7580万円となる計算。