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共同通信
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【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比139.40ドル安の3万0822.42ドルで取引を終えた。米景気後退と企業業績悪化への懸念から売り注文が優勢となった。
米物流大手フェデックスが15日に世界的な貨物需要減少を理由に2023年5月期通期の業績予想を撤回したことで、投資家が景気の先行きに対する警戒を強めた。米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%またはそれを上回る大幅利上げを決定するとの観測も相場の重しとなり、下げ幅は一時410ドルを超えた。