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共同通信
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長野県木曽町は17日、58人が死亡、5人が不明になった2014年9月の御嶽山(長野、岐阜両県、3067メートル)の噴火災害を想定し、山頂(剣ケ峰)付近で避難訓練を行った。町によると、一般の登山者が参加、噴火後に設置したシェルターを使って避難訓練するのは初めて。連休中に行うことで活火山だと周知し、防災意識を高める狙いもある。
長野県や名古屋大、国の防災科学技術研究所と実施。登山者の行動パターンを把握する実証実験も行った。啓発や防災に生かしたい考え。
町は14年の噴火後、登山者が逃げ込むシェルター4基を山頂付近に設置した。来月末までに2基を追加設置する計画。