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共同通信
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【ボゴール共同】強い臭気で知られる世界最大の花「ラフレシア・アルノルディイ」が17日までに、インドネシア・ボゴールの植物園で開花した。国立研究革新庁は自生地以外で人工的に開花させたのは世界で初めてとしている。12日に開花した。
ラフレシア・アルノルディイの花の直径は通常最大150センチに及ぶが、今回の開花は60センチ程度。植物園のソフィ・ムルシダワティ上席研究員が16年かけて栽培方法を調べていた。
ラフレシアは1818年にスマトラ島の森で発見された。以来、自生地であるスマトラ島やカリマンタン島(ボルネオ島)の熱帯雨林以外での栽培が試されたが失敗していた。