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共同通信
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大型で強い台風14号は19日、九州のほぼ全域と中国、四国の一部を暴風域に巻き込みながら北上して福岡県に達した。気象庁は猛烈な風や高波、土砂災害に最大級の警戒を呼びかけており、河川の増水や氾濫の恐れも高まっている。20日ごろにかけて本州付近を北東に進み、広範囲で影響が出る可能性がある。
気象庁は、宮崎県に最高の警戒レベル5に当たる大雨特別警報を、鹿児島県には暴風、波浪の特別警報を出している。九州以外も広く大雨となり、20日にかけて中国、四国、近畿、東海で線状降水帯が発生する恐れがある。