Published by
共同通信
共同通信
地方議会で女性議員の割合を増やすため、議席や候補者に一定数の枠を設ける制度の導入を目指す「クオータ制を推進する会・北海道」が19日、札幌市内で設立集会を開いた。会長の林美枝子日本医療大教授は、北海道は全国的に見ても女性の政治参加が低調だとして「制度や意識啓発で政治参入を支えるしかない」と訴えた。
集会には道選出の国会議員や地方議員ら約70人が参加。林会長は「北海道は広大で市町村数が多く、政党による候補者や議員への支援が難しい」と課題を指摘した。今後、女性議員らを招いた勉強会や、首長へのアンケートなどを実施する。