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共同通信
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中央アジアのキルギスとタジキスタンの国境で14日に始まった治安当局間の銃撃戦で、キルギス保健省は19日、死者が59人、負傷者が160人を超えたと発表した。ロシア通信などが伝えた。タジキスタン外務省は38人が死亡、20人以上が負傷したとしており、死者は100人に迫った。
キルギスのジャパロフ大統領は19日の国民向け演説で、衝突は収まっているとして「国境紛争の平和的解決へ努力を続ける」と強調、インターネット上では挑発的発言が飛び交っているとし冷静な対応を呼びかけた。「他国の攻撃から国境を守る十分な兵力と手段を持っている」とも述べた。