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共同通信
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岸田文雄首相は20日午前、米ニューヨークで開かれる国連総会に出席するため、チャーター機で羽田空港を出発した。21日に日本の首相として3年ぶりに対面形式で一般討論演説に臨む。首相は、ロシアのウクライナ侵攻で国際秩序が揺らいでいる現状を踏まえ「国連の機能強化をはじめ、日本の考えを発信したい」と述べた。出発前に官邸で記者団に語った。
国連総会に合わせ、首相は包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を目指し、初めてとなる首脳級会合を主催すると表明。自身が目指す「核兵器のない世界」の実現に向け、各国に協力を要請する。