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共同通信
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【ニューヨーク共同】米ニューヨーク中心部で19日、広島市出身の被爆者でカナダ在住のサーロー節子さん(90)の半生を描いた記録映画「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」の上映会が開かれた。上映後には約150人の観客から満場の大きな拍手が湧き起こった。
映画は、ニューヨーク在住の被爆2世竹内道さん(66)が製作。昨年発効した核兵器禁止条約の実現にも尽力したサーローさんの半生を丹念に描き出し、広島県や長崎県など国内外の各地で上映されている。
会場を訪れた建築家ジャック・ワイスバーグさん(64)は「感動した。われわれは努力を続けていく必要がある」と語った。