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共同通信
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【北京共同】中国共産党の習近平総書記=国家主席=(69)が10月16日の第20回党大会開幕日に読み上げる活動報告の草案が固まり、台湾統一を習氏の目標としてより明確に位置付ける方針であることが20日、分かった。習氏が今世紀半ばまでの実現を明言する国家目標「中華民族の偉大な復興」には、台湾統一が欠かせないとの内容を盛り込む方向で最終調整に入る。複数の党・政府関係者が明らかにした。
党大会では習氏の続投が承認される見通しで、活動報告は事実上、長期政権を見据えた習氏の施政方針となる。