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共同通信
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【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク市のアダムズ市長は20日、新型コロナウイルス対策として市内の民間企業に課していた従業員へのワクチン接種義務を11月1日から撤廃すると発表した。感染状況が落ち着いてきたことを踏まえた措置。企業側に従業員の接種について判断を委ねる。
アダムズ氏は警察官や教師など市職員については当分の間、ワクチン接種義務を残す意向を示した。ニューヨーク市は昨年12月、オミクロン株の流行に備えて企業への接種義務を導入。ワクチン接種を拒んだ従業員の中には解雇されたケースもあった。