MTA、利用者「満足度」調査結果発表
D線「最も不満足」・L線「最も満足」
MTAは19日、利用者「満足度」調査の結果を発表した。地下鉄D線に「満足している」と答えた利用者は40%に過ぎず、最も低かった。20日、amニューヨークが報じた。
MTAは満足度調査を年2回実施。今回の調査は6月14〜27日、地下鉄利用者17万5000人を対象に行われた。A線、C線、E線も41%と低かった。最も満足度が高かったのはL線で53%。G線(52%)Q線(51%)7番線(50%)と続く。L線や7番線は最新自動信号システムを導入し、信頼性が上がった。
この調査には42丁目シャトルやスタテン島鉄道などが含まれていない。こうしたローカル線の満足度は比較的高く、60%を超える。
駅に関する満足度調査では、地下鉄2番線と3番線の110丁目以北およびブロンクス区内の駅がたった19%と最も低かった。老朽化に加え、安全への懸念やホームレス問題を指摘する声が多かった。反対に同線のイースタンパークウェー・ブルックリン博物館駅は91%と最も高かった。地下鉄の全体的な満足度は48%。別途実施されたバス利用者の調査では63%が「満足している」と答えた。急行バスは76%だった。市交通局のデービー局長は声明文で「調査結果を真摯に受け止め、信頼性と安全性の向上に努力する」としている。
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