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共同通信
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21日午前11時55分ごろ、松山市の離島・中島にある大浦港を出た直後のフェリーの船長から「風であおられ岸壁に接触した」と松山海上保安部に通報があった。船は岸壁ではなく、防波堤近くの浅瀬で一時座礁したが自力で帰港。男性1人が転倒して腰を打ち、病院に搬送された。自分で歩くことができたという。海保は業務上過失往来危険容疑で調べている。
海保によると、フェリーは松山市の中島汽船が運航する「ななしま」(765トン)で、乗客は45人。
巡視艇が到着した午後0時45分ごろの現場海域は北東の風10メートル、波の高さ1メートルだった。