米大幅利上げへ議論開始

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共同通信
FRBのパウエル議長

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)を2日間の日程で始めた。3会合連続となる大幅利上げを決め、21日午後(日本時間22日未明)に結果を公表する見通しだ。物価高へ対応し、通常の3倍である0.75%の利上げが有力視される。

 日米の金利差拡大につながり、円安がさらに進行する可能性もある。日銀も日本時間21日から金融政策決定会合を始め、同22日に日米の金融政策が相次いで決まる。日銀は大規模な金融緩和を維持する可能性が高い。