通園バス、安全装置を義務化

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共同通信

 政府は21日、静岡県の認定こども園の通園バスに置き去りにされた女児の死亡事件を受け、再発防止のため、職員が園児を見落とさないようにする警報ブザーなど安全装置の設置を義務化する方向で調整に入った。認定こども園のほか幼稚園や保育所の通園バスも対象。早期導入に向け、各施設の設備などに関する基準を定めた関連府省令の改正を軸に検討する。複数の政府関係者が明らかにした。

 通園バスでの園児の置き去り死は昨年も福岡県で発生。深刻な事態を受け政府は、従来の通知による注意喚起だけでなく、各施設で装置導入を進める必要があると判断した。