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共同通信
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【ニューヨーク共同】岸田文雄首相は22日(日本時間23日)、訪問先の米ニューヨークでの講演で新型コロナウイルスの水際対策を巡り、10月11日から、現在義務付けている短期滞在ビザの取得免除や個人旅行の受け入れ解禁を表明した。
首相はこれに先立つ記者会見で、1日当たり5万人とする入国者数上限も10月11日から撤廃する方針を示していた。政府関係者によると、コロナワクチンの3回目接種が条件で、接種していなければ陰性証明が必要となる。
首相は講演で「日本は、世界と人・モノ・カネの自由な往来を通して繁栄してきた」と強調した上で、水際対策緩和を打ち出した。