Published by
共同通信
共同通信
警察庁は22日、110番の通報者にスマートフォンで交通事故などの現場の映像や画像を送信してもらう新システムの試行運用を、全国の都道府県警で10月1日から始めると明らかにした。事故や事件、災害での活用を想定している。
警察官が現場に駆け付ける前に映像・画像で状況を把握し、迅速な初動対応につなげる。試行は半年間で、改善点を洗い出して来年4月1日から正式に開始する予定。
警察庁によると、110番を受理した担当者は、通報者に映像提供の協力を求めて同意を得た上で、スマホやタブレット端末に映像を送ってもらう専用サイトのURLをショートメッセージサービスで送信する。