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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会の改革を訴える日本、ドイツ、インド、ブラジルの4カ国グループ(G4)は22日(日本時間23日)、米ニューヨークで外相会合を開き、早期の具体的成果を目指す方針で一致した。「遅延なく文言ベースの交渉を開始する」との決意を記した共同プレス声明を発表した。
声明では、安保理改革に関する政府間交渉で意味ある進展がないと懸念を表明。国連総会で検討される改革決議案の基礎となる文書の作成に取り組むと強調した。
バイデン米大統領が国連総会一般討論演説で安保理拡大を支持したのを踏まえ、会合では米国などとの連携についても議論した。