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共同通信
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【ローマ共同】イタリアの右派野党「イタリアの同胞」(FDI)のジョルジャ・メローニ党首(45)は23日までに、台湾への威圧を強める中国に「厳しい態度で臨む必要がある」と強調した。25日投開票のイタリア総選挙の後、同国初の女性首相となる公算が大きく、就任後に対中関係を抜本的に転換する考えを示した。インド太平洋地域で影響力を拡大する中国を抑え込む役割を日本に期待するとも表明した。
共同通信の書面インタビューに答えた。先進7カ国(G7)の一角で、欧州連合(EU)3位の経済規模を誇るイタリアの総選挙前の世論調査で、FDIは支持率トップを走っている。