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共同通信
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【北京共同】中国吉林省長春市中級人民法院(地裁)は23日、収賄と証券市場操作、銃器違法所持の罪に問われた元公安次官、孫力軍氏に執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。財産を没収し、終身にわたり政治的権利を剥奪。猶予期間の経過後は無期懲役とする。新華社電が伝えた。
孫氏は習近平指導部に背き、政治派閥を形成したとして非難された。習氏が共産党総書記続投を目指す党大会を前に、一派とされた司法・公安部門の幹部らが最近、続々と有罪となっている。香港紙、明報は23日、一連は「単純な腐敗ではなく政治案件」だと指摘した。