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共同通信
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【香港共同】香港記者協会は23日、新聞、テレビなどの記者や編集幹部らを対象にした報道の自由を巡るアンケートの結果を発表した。97%が「香港の報道の自由がこの1年間で後退した」と回答。2020年に施行された香港国家安全維持法(国安法)の影響が顕著に表れる結果となった。
100点満点で評価する「報道の自由指数」は昨年より5.9低い26.2で、13年の調査開始以来、最低だった。調査は今年5月に737人を対象に行い、回答者は22.9%の169人にとどまった。回答することで当局から報復されるのが怖いとの声もあったという。