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共同通信
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【テヘラン共同】イランのライシ大統領は、女性が髪を隠すスカーフのかぶり方が不適切だとして風紀警察に拘束され、死亡したことに抗議するデモに対し、公共の安全のため「断固として立ち向かう」と述べた。デモで死亡した革命防衛隊傘下の民兵組織バシジ隊員の遺族との電話で語った。大統領府が24日発表した。
イランメディアは24日、23日までの抗議デモでデモ参加者や治安当局者を含む計35人が死亡したと伝えた。全国化した抗議デモは24日で1週間。一部地域では警察車両が放火されるなど激化しており、犠牲者が増える可能性がある。