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共同通信
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NTTドコモが、代理店によるショッピングセンターなどでの「出張販売」に覆面調査を実施し、不適切な契約勧誘がないよう監督を強化する方針を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。代理店に課される厳しい契約獲得の目標が店舗内外での競争を過熱させているとの指摘があるため、代理店から意見を受ける窓口も新設し、現場の実情を把握する体制を整える。
こうした施策を30日までに総務省に報告する。
出張販売は、イベント会社からの派遣スタッフが高齢者らを狙い、強引な営業を行う事例が確認されている。ドコモは客を装って実態を探る覆面調査を、店頭販売から出張販売に広げる。