ビートルズ来日時の初映像、鳥取

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共同通信

 英国のロックバンド、ビートルズが1966年に来日した際に警視庁が警備状況やファンの様子を撮影した映像が24日、鳥取県米子市で開かれた全国市民オンブズマン連絡会議の大会で初めて映写された。日本全国を熱狂させたバンドの来日に警備当局が神経をとがらせていた様子が分かる。

 映像は、名古屋市のNPO法人「情報公開市民センター」が警視庁に情報公開請求して開示された。ビートルズが66年6月に法被姿で羽田空港に降り立ち、3日間で5回の公演を日本武道館で開催して帰国するまでの間の警備状況を16ミリフィルムに収めてある。35分40秒のモノクロ映像で、音声は入っていない。