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共同通信
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公明党の山口那津男代表は24日、新執行部人事を固めた。選対委員長に西田実仁参院議員会長を起用。竹内譲政調会長は交代させ、後任に高木陽介選対委員長を充てる。石井啓一幹事長は続投させる。山口氏の代表8選を正式承認する25日の党大会などで提案され、認められる見通し。複数の関係者が明らかにした。北側一雄中央幹事会長、佐藤茂樹国対委員長は再任する。
7月の参院選の不振を踏まえ、党が重視する来春の統一地方選へ党勢回復が急務となっている。党運営の安定を最優先し「山口―石井体制」の継続を選択した。西田氏は2020年から選対委員長を約1年間務めた経験を重視したとみられる。