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共同通信
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安倍晋三元首相の国葬が営まれる27日、警視庁は警視総監がトップの「最高警備本部」を設置し、厳戒態勢を敷く方針だ。各地の警察から応援を受け、東京都心部の広範囲で交通規制を実施。元首相銃撃事件を受け新たに制定された「警護要則」の下、海外要人らの警護に当たる。警察幹部は自ら現地を視察し、緊張感がにじむ。
警視庁は24日、羽田空港や近くの首都高速入り口付近で、機動隊員が不審物の有無を確認する様子を報道陣に公開。同日から要人の移動ルートとなる高速道路で一斉点検を始めた。
最高警備本部設置は東京五輪・パラリンピック開閉会式以来。他の警察から警護経験者の応援も得る。