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共同通信
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【ワシントン共同】米下院の野党共和党トップ、マッカーシー院内総務は23日、11月の中間選挙で過半数を奪還した場合の公約を発表した。記録的なインフレや南部メキシコ国境に殺到する移民を巡る政権の対応を批判し「強い経済」「安全な国」をつくると強調。これに対し、民主党のバイデン大統領は「薄っぺらで中身がない」と指摘し、舌戦が激化している。
共和党の公約は「米国への約束」と題され、1994年の中間選挙で同党が下院多数派を40年ぶりに奪還した際に掲げた「米国との契約」を意識している。
マッカーシー氏は23日、演説し、公約は「新たな方向性を示す計画」だと強調した。