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共同通信
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77年前に原爆が投下された長崎市の爆心地公園で24日、小中学生らが平和への祈りを込めて作ったろうそくに灯をともす行事「平和の灯」が開かれた。例年は原爆が投下された8月9日に先立つ開催だが、今年は新型コロナウイルスなどの影響で変更、国連が定めた9月26日の「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」をアピールした。
「へいわなせかいをつくろうよ」「みんなが笑顔でくらせますように」。子どもたちが願いを書き込んだ約3500本のろうそくが並び、来訪者は静かに祈りをささげた。灯がともると、ハトやハートの形の風船約100個が夕空に放たれた。