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共同通信
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安倍晋三元首相の国葬を前に、最後の日曜日となった25日、東京・新宿では、国葬に反対する市民らがプラカードを持ち、抗議活動を行った。国葬開催は27日。参加者からは「最後まで反対を訴える」などと声が上がった。
午後2時過ぎ。JR新宿駅前には約150人が集まり「国葬反対」と大きく書かれた横断幕が掲げられた。安倍氏の外交手腕に疑問を呈し「国葬なんて、とんでもない」と強調した。
東京都国分寺市の無職女性(66)は「税金を無駄にしてほしくない。生活が苦しく困っている人に使ってほしい」。市民団体の女性も「強行採決を続け、身内びいきの政治をしてきた」と語気を強めた。