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共同通信
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カナダのオタワ国際アニメーション映画祭で24日(日本時間25日)、短編部門グランプリに和田淳監督の「半島の鳥」が、長編部門グランプリに山村浩二監督の「幾多の北」が選ばれた。他に榊原澄人監督の「飯縄縁日」が最優秀ノンナラティブ賞を獲得した。
同映画祭は北米最大級のアニメ映画祭。今年のコンペには短編62本、長編7本が選出された。
「半島の鳥」は大人への通過儀礼に向け舞踏を練習する少年と、彼だけに見える鳥を描く。
「幾多の北」は東日本大震災後に感じた不安や苦悩を独特なアニメーションと断片的な警句に前衛的ジャズを合わせて描く。山村監督初の長編。(共同)