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共同通信
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安倍晋三元首相の国葬に反対する埼玉県の市民グループが27日朝、さいたま市の県庁前に集まり、半旗掲揚や大野元裕知事参列への抗議活動を行った。参加者は「安倍『国葬』を認めない」と大きく書いた横断幕を手に「民意を聞いて」などと声を上げた。
出勤する県職員や、学生らにビラを配りながら「国葬おかしい」などと訴えた。午前8時過ぎ、県庁に半旗が掲げられると「降ろせ」とシュプレヒコールを繰り返した。
グループの共同代表を務める武内暁さん(74)は「国民の声を無視して実施する姿勢は、歴史や世界から見ても恥ずかしい。国葬が終わっても問題を追及する」と語気を強めた。