強盗致死罪で無期懲役を求刑

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共同通信

 神戸市北区で昨年5月、コンビニの男性店長を車のトランクに閉じ込め現金などを奪い、窒息死させたとして強盗致死罪に問われた同店の元アルバイト店員鳥井翔太被告(29)=同区=の裁判員裁判が27日、神戸地裁(入子光臣裁判長)で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。

 起訴状などによると昨年5月5日夕、同区内の寺の駐車場で店長森下浩さん=当時(62)=の鼻や口を粘着テープでふさいで車のトランクに閉じ込め、現金約13万円などを奪った。その後運転を誤り車を畑に転落させ、トランク内に放置した森下さんを窒息死させたとしている。

 被告は起訴内容を認めている。