Published by
共同通信
共同通信
58人が死亡、5人が行方不明となった2014年の御嶽山(3067m)の噴火から8年の27日、長野県王滝村の慰霊碑広場で追悼式が行われた。遺族らは午前11時52分の噴火時刻に合わせて黙とうし、献花。コロナ禍で被災者の遺族らの参列は2年ぶり。
長野県木曽町の原久仁男町長は「あの日から、災害の教訓を未来へ継承し、ともに活動する人を育てていくことが使命だと確信し、歩んできた」とあいさつ。長野県の阿部守一知事は、安倍晋三元首相の国葬を欠席して追悼式に出席した。9月27日を県独自の「火山防災の日」(仮称)と定める方針を明らかにしており、来年までに実現したい考え。