87~98%が編入支持と主張

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共同通信

 ウクライナの親ロシア派が東部と南部の計4州でロシアへの一方的な編入に向けて実施した「住民投票」は27日、5日間の日程を終えた。ロシアメディアによると、親ロ派はこのうち3州で開票を終え、暫定集計結果として87~98%の圧倒的多数が編入を支持したと主張した。ロシアのプーチン政権が編入を宣言する可能性が強まった。

 ウクライナや米欧は民意を反映していないと反発。ブリンケン米国務長官は27日、記者団に「ロシアによるウクライナ領土の併合を決して認めない」と強調した。

 4州は東部のルガンスク州とドネツク州、南部のヘルソン州とザポロジエ州で、ロシア軍が制圧した地域。