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共同通信
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【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日続落し、前日比125.82ドル安の2万9134.99ドルで取引を終えた。終値として2020年11月以来、約1年10カ月ぶりの安値。米連邦準備制度理事会(FRB)などの主要中央銀行の急速な利上げで世界的な景気後退に陥るとの懸念が根強く、売り注文が優勢となった。
米長期金利の指標となる10年債利回りが一時3.99%台まで上昇し、約12年5カ月ぶりの高水準となったのも投資家心理の重しに。朝方には割安感がある銘柄が買われて400ドル近く上昇した一方、一時300ドル超値下がりした。