Published by
共同通信
共同通信
【上海共同】中国が上海市で進水させた3隻目の新型空母「福建」が、28日までに設備の稼働試験を始めた。共同通信記者が現地で船体を確認すると、艦橋などに仮設の足場のようなものが多く見られた。就役に向け、装備の取り付け作業も進んでいるもようだ。
国営中央テレビはドックから出た福建の全体の映像を報道。空母を停泊させ静止状態にし、設備を稼働させて運転状況を確認する「係留試験」を計画通りに展開していると伝えた。
各種システムや武器の信頼性などの検証が主な目的だとし、航行に必要な装備の取り付け作業もおおむね完了したとしている。
福建は2024年ごろに就役する見通し。