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共同通信
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政府は、安倍晋三元首相の国葬を終えたのを踏まえ、検証作業に取りかかる。不透明だとの指摘が上がる国葬に関わる費用や実施の法的根拠などが課題となる。野党は10月3日召集の臨時国会で徹底追及する方針だ。岸田文雄首相は9月28日の東京都内の講演で「今後の議論に資するために、どういった根拠で今回、国葬を行ったか記録に残していくことは大事だ」と語った。
松野博一官房長官は記者会見で「検証のスケジュールを含め具体的な進め方を今後検討する」と述べるにとどめた。政府は国葬の事務局を置いた内閣府が中心となり検証作業を進める方針だ。