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共同通信
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航空自衛隊は28日、ドイツ空軍の「ユーロファイター」とF2による戦闘機同士の共同訓練を実施した。ドイツ空軍トップのゲアハルツ総監が、日の丸などを塗装したユーロファイターを自ら操縦し、茨城県の百里基地に降りた。訓練にはユーロファイターとF2が3機ずつ参加。空自トップの井筒俊司航空幕僚長もF2に搭乗した。
空自によると、ドイツ空軍戦闘機が来日するのは初めて。ドイツ空軍は8月以降、インド太平洋地域に戦闘機を派遣し各国で訓練に参加している。中国を念頭にした連携が狙いで、今回はトップ同士が機体に乗り込む演出で、協力関係をアピールした形だ。