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共同通信
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【ワシントン共同】米シンクタンク、戦争研究所は28日、ウクライナ東部ドネツク州で同国軍が反攻を加速し、北部リマン周辺で領土の奪還を進めつつあると指摘した。隣接するルガンスク州の知事はリマンでの攻防がルガンスク州での反転攻勢の鍵を握ると指摘しており、大きな戦果につながる可能性がある。
ロシアが部分動員令を出して以降、国境に市民が殺到し混乱が続いている。戦争研究所は、何十万人ものロシア人が出国を試みている現状を食い止めるため、当局が国境地域への移動の制限に乗り出したと指摘。ロシアの独立系メディアは、市民の不満拡大を懸念する当局が国境を閉鎖できずにいるとした。