広島県が両立支援冊子を改訂

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共同通信
広島県の「働く女性応援よくばりハンドブック」(左)と、タイトルから「よくばり」を削除して内容を見直した改訂版

 広島県が女性の両立支援制度をまとめた「働く女性応援よくばりハンドブック」に昨年、「子育てしながら働くのが欲張りなのか」などの批判が集まった問題を受け、県は29日までに、タイトルから「よくばり」を削除し、内容も改訂した新たな冊子を県のホームページで公開した。

 冊子は、就労や子育てに関する法律や行政支援の情報をまとめたもの。2014年から県内の企業や個人に無料配布してきた。昨年11月に県がツイッターで宣伝すると、「よくばり」や、働く母親の「心構え」として夫や職場に配慮する必要があると説く内容に数千件の批判が書き込まれた。