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共同通信
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30日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。
午前10時現在は前日と同じ1ドル=144円67~68銭。ユーロは2円45銭円安ユーロ高の1ユーロ=142円12~19銭。
前日の米ダウ工業株30種平均が大幅に下落したことから、ドルを売って円を買う動きが先行した。その後、輸入企業が月末の支払いに絡むドル資金の調達のために円を売ってドルを買う動きも出た。
市場では「米長期金利の上昇を受け、日米金利差の拡大を意識した円売りの動きもあった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。