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共同通信
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JR東日本仙台支社は29日、福島県喜多方市の濁川に架かる鉄橋が8月の大雨で崩れた磐越西線について、不通となっている喜多方―山都間9.9キロの復旧が来年春ごろになるとの見通しを発表した。今回の大雨では鉄橋崩落や盛り土流出などの被害が計12カ所で発生し、復旧費用は総額15億円を見込んでいる。
仙台支社によると、鉄橋の復旧作業では、傾いた橋脚1基を撤去して交換し、橋桁は再利用する予定。福島駅で記者会見した同支社の永井康裕設備部長は「調査で得られた知見を参考に、より安全な構造になるよう復旧したい」と述べた。