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共同通信
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【ニューヨーク共同】29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比458.13ドル安の2万9225.61ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による急激な利上げで米景気が後退することを懸念した売りが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、314.13ポイント安の1万0737.51と終値としては約3カ月ぶりの安値。
朝方発表の米週間失業保険申請件数が市場予想より少なく、労働市場の逼迫が示された。FRBが金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を続けるとの見方が高まり、投資家がリスク回避姿勢を強めた。