NY株続落2万9千ドル割れ

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共同通信
ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】9月30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比500.10ドル安の2万8725.51ドルで取引を終えた。終値としては2020年11月上旬以来、約1年11カ月ぶりの安値で、2万9千ドルを割り込んだのも約1年11カ月ぶり。

 米連邦準備制度理事会(FRB)などの主要中央銀行による急速な利上げで世界的な景気後退に陥るとの懸念から売り注文が膨らみ、全面安となった。9月の下げ幅は2780ドル超となり、月間としては新型コロナウイルス感染拡大が本格化した20年3月以来、2年半ぶりの大きさ。