「残念」「卍固めできなかった」

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共同通信
2014年7月、平壌の金日成広場でポーズをとる参院議員のアントニオ猪木さん(共同)

 アントニオ猪木氏がかつて身を置いた政界からも1日、突然の訃報に対し、哀悼の言葉が相次ぎ寄せられた。自民党の世耕弘成参院幹事長は、経済産業相として猪木氏と国会で論戦したことに触れ「印象に残っている。合掌」とツイッターに投稿。猪木氏と同世代の立憲民主党の小沢一郎衆院議員は「元気に闘う姿を見られないのは残念でならない」と書き込んだ。

 プロレス好きを公言する立民の野田佳彦元首相は取材に、猪木氏の必殺技コブラツイストをまねした自らの子ども時代を懐古。数々の異種格闘技戦も思い起こしながら「卍固めは難しくてできなかった。激闘で興奮させてくれた」と述べた。