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共同通信
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国連環境計画(UNEP)のアンダーセン事務局長は1日、広島市を初めて訪問し、松井一実市長や被爆者と面会した。原爆資料館も視察し、平和記念公園の原爆慰霊碑に献花。視察終了後、記者団に「被爆の実相を学び、被爆者がどのように体験を後世に伝えているのかを知ることは、平和の重要性を理解する上で大切だ」と語った。
原爆資料館については「聖なる地に立っている。原爆の犠牲者を追悼すると同時に、若い世代への啓発を行う場所だ」と述べた。
松井市長との面会では「私たちは核兵器によるいかなる圧力も受け入れてはならない。広島が経験したことを決して忘れない」と強調した。