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共同通信
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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、過度な献金による被害を防ぐため、収入の3割超の献金をした信者について経緯を記録し、経済状況を確認することが3日までに、教団への取材で分かった。教団が先月、過度な献金による被害を防ぐと発表して以降、具体的な基準が初めて明らかになった。一方、元信者からは「3割でも高く、生活できない」との声が上がる。
教団は献金収入の規模が以前と比べ半減するとして、文化庁に毎年提出する予算計画にも反映させる。広報担当者は「詳細な改革案は文化庁に既に提出した」とするが、文化庁は「確認していない」としている。