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共同通信
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【フランクフルト共同】ドイツ有力誌「シュピーゲル」は3日、ロシアが侵攻するウクライナへの軍事支援で、欧州連合(EU)加盟国が最大1万5千人のウクライナ兵に同国外で訓練を実施することで合意したと報じた。ウクライナに隣接するポーランドに訓練に関する本部を設置し、早期実施を目指す。来週ブリュッセルで詳細を協議し、17日のEU外相理事会で決定する見通し。
EUは8月下旬に開いた非公式の国防相会合で、訓練の検討に入ることで合意。一部加盟国に慎重な意見もあったが、その後にロシアがウクライナ東部・南部4州の併合を宣言して状況が大きく動いた。