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共同通信
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林芳正外相は4日、日本のウラジオストク総領事館の領事が国外退去を通告されたことに対抗し、在札幌ロシア総領事館の領事に「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」を宣告し、10日までの出国を命じたと明らかにした。森健良事務次官が4日、ガルージン駐日ロシア大使を外務省に呼び出して伝達した。
林氏は、ロシアの領事を追放した理由について「ロシア側の措置に対する相応の措置として領事1人に通告した」と述べるにとどめ、具体的な内容は明かさなかった。
林氏は4日、ロシアによる日本領事の拘束を「明白かつ重大な国際法違反で、極めて遺憾だ」と改めて批判した。